目まぐるしく仕事と家事、子育てをして変わらぬ毎日のサイクルの中
、私は当時シングルで養育費もない中で子供2人を育てておりました。
旦那さんはとても色んな事に多忙な方だったので、いつか、この家を去る事になるであろうとシングルになる前から少しずつ整体のお勉強をしておりました。
しかし離婚後氣持ちが萎えてしまい勉強はストップしてしまいます。
とにかく食べて行くのに精一杯でした。
母は近くにおりましたが飲食店を営んでいたので頼ることも出来ず……
毎日時間と仕事に追われる日々の中で自分磨きも忘れ子育てに没頭しておりました。
「ふと」鏡を前にして自分自身を見た瞬間、年齢よりも衰えてしまっていることにびっくりし、とてもショックでした(泣)
色んな経験をさせていただいた中で、鏡の中の自分に目覚めさせられたようにペンと紙を持ち、
思ってること、感じてること、どうしたいのか?どうなりたいのか?を思う氣持ちのままに書き出したのを記憶しています。
しばらくして祖母の死に直面しますが、祖母は生前盲目で心臓病も患っておりました。
盲目にも関わらず毎日自分で化粧をし、ご飯も自分で食べ、お風呂にも一人で入りと、とても精神力と生きる力がある人でした。
そんな祖母からも背中を押されたような氣がして強く生きようと誓いました。
大変でしたが子供達との生活がなによりも楽しかったですし、全ては必然的に起こった事で私が選び選択し経験しなくてはならなかった事だと感じております。
過ぎ去って見ると全ての事に意味があり、その時々で自分が進むべき道が開けてきました。
何事にも感謝する方々が居て、周りの支えなくては今の私はおりません。
良い学びになったと思っております。